【ソウル、サンパウロ29日時事】メキシコ政府は29日までに、豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザに感染した疑いのある死者が、同国内で159人に達したことを明らかにした。新たにドイツとコスタリカで患者が確認され、これまでに感染者が出たのは9カ国になった。さらに、韓国で5人が感染の疑いがあるとして検査を受けるなど、感染の拡大は依然続いている。
28日に記者会見したメキシコのコルドバ保健相によると、同国で重度の肺炎を起こし感染が疑われた2498人のうち、今も1311人が入院中。ただ、死者のうち感染が確認されたのは7人だとし、これまでの20人から修正した。
一方、韓国保健福祉家族省は29日、メキシコから帰国後に自覚症状を訴えた9人を検査した結果、5人に感染の疑いがあると発表した。同国では、これとは別に女性1人が感染の可能性が高い「推定患者」とされており、この女性とメキシコで行動を共にしていた人物が帰国するのに備え、検疫などの態勢を強化している。
また、米疾病対策センター(CDC)などによると、28日までにカリフォルニア、カンザス、オハイオ、テキサス、インディアナの各州とニューヨーク市で計65人の感染が確認された。同市では、学校の生徒数百人が新型インフルエンザが疑われる症状を呈しているほか、2歳の男児と成人女性1人が感染の疑いで入院中という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090429-00000095-jij-int
