「ステロイド不使用」をうたいながら、高濃度のステロイドが含まれる化粧品クリームを無許可で輸入販売したとして、警視庁生活環境課などは19日、薬事法違反(医薬品無許可販売)の疑いで、化粧品販売会社「ラバンナ」(現イエス・オーケー、東京都新宿区)の元社長、南原貴裕容疑者(29)ら男女5人を逮捕した。同課によると、販売されたクリームは約2万個に上るとみられ、南原容疑者らは「ステロイドが含まれていたことは知らなかった」と容疑を否認している。
逮捕容疑は、昨年5月20日から7月9日の間、宇都宮市の公務員の女性(42)ら8人に、ステロイド成分入りの「NOATO(ノーアト)クリーム」10個を計6万3千円で販売したとしている。
同課などによると、同社は昨年3月、米国から輸入したクリーム(20グラム入り、小売価格6300円)の販売を開始。ホームページで「天然素材100%のクリーム」などと宣伝していたが、国民生活センターが調査したところ、ステロイド剤の中で最も効果が強いプロピオン酸クロベタゾール(副腎皮質ホルモン)が含まれていることが判明。都も昨年7月に立ち入り調査を行い、販売中止と回収を指示していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090820-00000043-san-soci
