インターネットを通じ、「植物の栄養剤」と称して販売されている違法薬物を個人輸入しようとして成田空港で摘発されているケースが今春以降、相次いでいることが20日、東京税関成田支署の調べで分かった。同支署によると、薬物には麻薬及び向精神薬取締法で所持などが禁じられている「メチロン」と「ピペラジン」が含まれているという。英国から国際郵便で発送されており、同支署は水際の取り締まり強化に乗り出す。
同支署によると、メチロンとピペラジンを含む薬物の国際郵便が増えたのは今年の3月ごろから。これまでに500件以上が通関保留され、このうち36件について関税法違反などの容疑で摘発。メチロン1136錠、ピペラジンを含む錠剤4万493錠を押収した。
いずれの薬物も中枢神経に強烈な興奮作用があり、メチロンは約10年前、「最強の脱法ドラッグ」として闇取引が相次いだ。
メチロンは平成19年、ピペラジンは18年にそれぞれ麻薬類に指定され、一般に所持は禁止されている。
同支署の調べによると、今回、摘発が相次いでいる薬物は英国のネット通販会社が販売したもので、内容物を「植物の栄養剤」と偽装しているという。同支署は購入しようとした個人を特定し、「麻薬」と認識しているなど犯意が確認された場合は摘発。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091121-00000041-san-soci
