東京都中央区の眼科診療所「銀座眼科」(溝口朝雄院長)で、レーザーを照射して視力を矯正する「レーシック手術」を受けた患者67人が、感染性の角膜炎や結膜炎を発症していたことが25日、わかった。
厚労省医政局指導課によると、レーシック手術後にこれだけ多くの患者の感染症が発覚するのは異例。中央区保健所は同眼科を23日から休診にさせて、原因を詳しく調べている。
区保健所などによると、67人は関東に住む17?66歳の男女。目の痛みやかすみなどの症状を訴え、2人が入院中という。25日に記者会見した溝口院長は、手術器具の滅菌が不十分だった可能性が高いと説明。「角膜移植が必要なケースが出る恐れがある。深くおわびし、賠償なども誠意をもってしたい」と話した。
レーシック手術は角膜にレーザーを当てて角膜の形を変え、視力を矯正する手術法。67人は2008年9月23日?09年1月17日に同眼科で手術を受けた639人の一部だった。
区保健所は今月に入り、2度にわたって別の医療機関からの情報提供を受け、同眼科に3度の立ち入り検査を実施。角膜の表皮をめくる器具を滅菌する装置に不具合があったほか、手術器具が使用の前後できちんと分けて管理されていないなど、衛生管理の不徹底が原因で感染が広がった可能性が高いとしている。
日本眼科学会の指針では、レーシック手術を行えるのは同会認定の眼科専門医であることを求めているが、溝口院長は同会の認定を受けていなかった。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090225-00000868-yom-soci
