百日ぜきの患者が増加傾向にあり、今年は平成12年以降最多だった昨年を上回るペースであることが31日、国立感染症研究所のまとめで分かった。乳幼児の病気と考えられていたが、近年は成人患者が急増。安井良則研究官は「今後の発生動向に十分な注意が必要」としている。
百日ぜきはしつこいせきが特徴で、乳児の場合は無呼吸発作や脳症など命にかかわる恐れもある。全国約3000の小児科定点医療機関から昨年1年間に報告された患者は6749人で、近年で最も多かった12年の3804人を大きく上回った。今年は今月22日までに953人に上り、昨年同時期の732人より多い。小児科定点医療機関ながら、20歳以上の患者が38%を占めた。
成人は重症化しないため、ただの風邪として見過ごされ、知らずに感染源となる可能性がある。同研究所は昨年から、成人での発生動向をより確実に把握するためのデータベースの運用を開始、全国の医療機関に協力を呼び掛けている。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090331-00000120-san-soci
