■タミフルなど効果
メキシコで発生した豚インフルエンザ。人から人へと感染し、被害が拡大しており、新型インフルエンザの発生に備えていた国内にも衝撃を与えている。専門家や厚生労働省では「注意深く情報を集めて」「冷静な対応をお願い」と呼びかけている。
≪ウイルス変異≫
人に影響を与える新型インフルエンザは、鳥が持つウイルスが変容することで発生する可能性が高いとみられていた。近年、東南アジアなどで、鳥ウイルスが人に感染したという報告が相次いでいたからだ。
しかし、インフルエンザウイルスは鳥以外にも多く存在し、次々と変異を繰り返している。いつ、どのウイルスが人への感染力を獲得するか分からない。今回は豚が持つウイルスで変異が起きた可能性が高い。
国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は「鳥インフルエンザ以外から起こる可能性も忘れてはいけない。危機意識を持って注意深く情報収集することが必要だ」と話す。
豚は人と鳥のインフルエンザウイルスにも感染する。米疾病対策センター(CDC)では「豚の体内で、これらの異なるウイルスの遺伝子交雑が起きると、新型インフルエンザウイルスの発生につながる」と指摘している。
≪過去にも感染例≫
豚インフルエンザウイルスは本来、人間に感染しない。しかし、CDCには2005年12月から今年2月にかけて12人の人への感染が報告されている。1976年には米ニュージャージー州で、少なくとも4人の兵士にウイルス性肺炎が確認され、1人が死亡した「集団発生」例も発生。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090426-00000088-san-soci
